002小麦類

■ 相性チェックの結論:色がついたらどうする?

小麦に「色」がついた場合、それはあなたの体が「今は少しお休みがほしい」「処理しきれなくてコップの水があふれそう」とサインを出している可能性があります。
小麦に含まれる「グルテン」などの性質が、お腹の調子やスッキリしない毎日の原因になっているかもしれません。
まずは「一生食べない」と決めて無理をするのではなく、2週間だけ「お休み期間」を作ってみましょう。


【具体的な整え方のヒント】
「パン・麺」を「お米」に置き換える: 朝食のパンを、さっぱりしたお米(ササニシキ等)に変えるだけで、お腹の重さが変わるのを観察してみてください。
「国産」や「古代種」を選んでみる: 外国産の小麦ではなく、国産の「ハルユタカ」や、品種改良されていない「スペルト小麦」なら、自分の体と調和しやすいという方も多いです。
「もちもち」より「サクサク」: パンやうどんのような「もちもち」した食感はグルテンが強い証拠です。
どうしても食べたい時は、クッキーのような焼き菓子の方が、意外と負担が少なく感じることがあります。


■対象項目

グルテン、小麦、グリアジン、デュラム小麦、スペルト小麦、 パン(イースト)、天然酵母パン、うどん


■項目の特徴

お米と同じように、小麦にも「相性」を分けるポイントがいくつかあります。
グルテンの弾力: 小麦特有のもちもち感を作る成分ですが、人によってはこれを分解するのが少し苦手な場合があります。
現代の小麦の性質: 昔に比べて、今の小麦はとても育てやすく、美味しく改良されています。
その変化に、私たちの体の方が追いついていないケースがあると言われています。
注目の「スペルト小麦」: 今の小麦の原種にあたる「古代穀物」の一つです。
人工的な改良がほとんど加えられておらず、皮が非常に硬いため農薬をあまり必要としないという特徴があります。
「普通の小麦は体が重く感じるけれど、スペルト小麦なら調和しやすい」という方もいらっしゃいます。
ただし、グルテンは含まれていますので、ご自身の反応をよく観察してみてください。


■コラム

我が家の体験談

我が家では、小麦との向き合い方について試行錯誤してきた経験があります。

まず夫についてですが、昔から小麦類を摂るとお腹の調子が不安定になる傾向がありました。
一般的には「体調が優れないときは、うどんで胃腸を休める」と言われますが、夫の場合は逆で、うどんやほうとうを食べるとかえって違和感が出てしまうタイプです。実際に旅先で麺料理を楽しんだ際にも、食後に急激な不調を感じたことがありました。

ただ、若い頃はその自覚があまりなく、20代〜30代の頃は毎朝パンを食べる生活をしていました。パンを食べてすぐに症状が出るわけではないものの、振り返るとお腹の調子が常に安定しない状態が続いていたようです。

転機となったのは、イギリス駐在中に受けた毛髪フードテストでした。そこで小麦に反応がある可能性を知り、食生活を見直すことにしました。

現在は、小麦を完全にやめているわけではありません。
平日の朝食はパンをやめてバナナに変えたことで、体調は大きく安定しました。一方で、週末にはパンを楽しんだり、時々パスタやうどんも取り入れています。

このように「完全に除去する」のではなく、「頻度や量を調整する」ことで、無理なく良い状態を保てているのが我が家のスタイルです。

例えば日常の中でも、
・パンだけで済ませずおにぎりを組み合わせる
・ハンバーガーは2個ではなく1個にしてポテトをつける
・スナック菓子ではなくポテトチップスや板チョコをおやつにする
など、簡単な工夫で負担を軽減しています。ストイックになりすぎず、楽しみながら続けられることを大切にしています。

また、外食で麺類を選ぶ際は、比較的体調が安定しやすいソバを選ぶようにしています。

さらに、夫の場合は小麦だけでなく、玄米や雑穀といった「体に良いとされる食品」でも、消化の面で負担になることがあります。
そのため我が家では白米を中心にし、無理のない食事を心がけています。

一方で、私自身は小麦や玄米を問題なく食べられる体質で、その代わり肉や魚など動物性タンパク質が多すぎるのが合わないようです。
この違いからも、「体に良いとされるものが、必ずしもすべての人に合うわけではない」ということを実感しています。

また、息子にも興味深い体質の傾向がありました。
幼稚園の頃、体に良いと思い少し価格の高い大麦を丁寧に煮出した麦茶を飲ませたところ、肌にデリケートな反応が出てしまったことがあります。
一方で、市販の安い水出し麦茶では問題が出ませんでした。

息子はナッツや卵など、エネルギーの強い食材にも繊細に反応するタイプで、「良いものをしっかり取り入れること」が必ずしも体に優しいとは限らないと感じた出来事でした。

最近はグルテンフリー食品も増えていますが、原材料を見ると別のたんぱく質や添加物が多く含まれている場合もあります。そのため、無理に代替食品を選ぶよりも、ご飯やいも類などシンプルな食事の方が合うこともあると感じています。

食事には「これが正解」というものはなく、大切なのはその人の体に合っているかどうかです。
夫のように少しの調整で体調が大きく変わることもあるため、日々の体の声を見ながら、自分に合った食べ方を見つけていくことが大切だと感じています。


Warning

※本テストは、特定の病気を診断したり、医学的な治療方針を決定するものではありません。
あくまで日々の生活を整えるための「ヒント」としてご活用ください。
現在通院中の方は、必ず主治医の指示を優先してください。