033植物性オイル
■ 相性チェックの結論:色がついたらどうする?
油脂類に色がついた場合、その原料(大豆やトウモロコシなど)への反応や、抽出の過程で使われる化学物質が今のあなたの体に負担をかけている可能性があります。
油は細胞膜やホルモンの材料となる大切な栄養素ですが、人によって分解・吸収できる能力が異なります。
まずは2週間、色がついた油を引き算し、代わりにオリーブオイルやバターなど、自分にとって負担の少ない油に切り替えて、胃腸の調子や肌の様子を観察してみましょう。
【具体的な整え方のヒント】
抽出方法を確認する: 安価な油は「ヘキサン」という溶剤(化学物質)を使って効率よく搾り取られていますが、これに反応する方もいます。
できるだけ「圧搾法」と書かれた、自然な力で搾った油を選ぶのが賢い投資です。
トランス脂肪酸を引き算する: 高温で精製される過程で発生するトランス脂肪酸は、炎症を招く要因となります。
特に「キャノーラ油」などの精製油を多用している方は、一度お休みしてみることをお勧めします。
鮮度を徹底する: 油は光や空気で酸化します。古い油はそれだけで胃もたれの原因になるため、小さなボトルで購入し、早めに使い切る習慣をつけましょう。
■対象項目
オリーブオイル(モクセイ科)、菜種油(アブラナ科)、米油(イネ科)、サラダ油(大豆油)、ごま油(ゴマ科)、亜麻仁油(アマ科)、MCTオイル(ヤシ科由来)、月見草オイル
■項目の特徴
オリーブオイル: 果肉から搾る唯一の油です。主成分のオレイン酸(オメガ9)は酸化しにくく、加熱料理にも適しています。ビタミンEやポリフェノールが豊富で、腸の動きをスムーズにするメリットがあります。
菜種油(なたね): 菜の花が原料です。一般的に流通している「キャノーラ油」は、品種改良された菜種から作られていますが、精製過程でトランス脂肪酸が含まれるリスクがあるため、未精製の圧搾一番搾りを選ぶのが理想的です。
米油: 米ぬかが原料です。抗酸化作用の強い「ガンマ-オリザノール」や、ビタミンEの数十倍の抗酸化力を持つ「トコトリエノール(スーパービタミンE)」を含みます。油酔いしにくく、揚げ物もカラッと仕上がります。
サラダ油(大豆油): 市販のお惣菜や菓子類、外食で最も多く使われています。大豆に反応が出る方は、かゆみや胃腸不快感の直接的な原因になりやすいため、自宅では別の油に置き換えるのが安全です。
ごま油: セサミンなどの抗酸化物質を含み、非常に風味が強いのが特徴です。ゴマアレルギーがある方は、ラー油にも含まれているため注意が必要です。
亜麻仁油(フラックスシードオイル): 現代人に不足しがちな「オメガ3(アルファ-リノレン酸)」の宝庫です。炎症を抑え、血液をサラサラにするメリットがありますが、熱に弱いため、必ず生のままドレッシングなどで摂取してください。
MCTオイル: ココナッツやパームフルーツに含まれる「中鎖脂肪酸」だけを取り出した油です。一般的な油よりも素早くエネルギーに変換されるため、ダイエットや脳の栄養補給として注目されています。
月見草オイル: 希少な「ガンマ-リノレン酸」を含みます。女性ホルモンのバランスを整えたり、肌の乾燥やアトピー性の炎症を和らげたりするメリットがあるとされています。


