068デンタル土台
■ 相性チェックの結論:色がついたらどうする?
色がついたらどうする? デンタル土台に色がついた場合、歯の修復物の基礎となる材料や、自分自身の組織(象牙質やエナメル質)、あるいは口内に潜む細菌やプラークに対して、身体が敏感に反応している可能性があります。
もし緑色から赤色までの色がついた場合は、その組織や材料、あるいは細菌の状態が、今のあなたの健康にとって負担になっているというサインです。
お口の中の環境は全身の健康と深くつながっています。
もし「しっかり磨いているのに歯茎が腫れやすい」「原因不明の体調不良が続いている」という方は、歯科治療で使われている土台の素材や、口内細菌のバランスを見直す大きなきっかけになります。
一方で、水色がついた場合は、その組織の状態が良好であるか、その材料があなたの体質に合っていることを示しています。
反応が出たものについては、日頃のケアをより丁寧にするか、今後歯科治療を行う際に、体質に合う別の素材を選んでもらうための大切な情報として活用してください。
【具体的な整え方のヒント】
お口の掃除を徹底する: プラークや特定の細菌に反応が出た場合は、毎日のブラッシングに加え、フロスや歯間ブラシを使い、細菌の塊を物理的に取り除くことが一番の近道です。
素材の相談をする: 歯科治療を受ける際には、この結果を歯科医師に見せて相談してください。
反応が出た素材を避け、より身体に馴染む材料(ファイバーコアや特定のレジンなど)を選んでもらうことで、全身への影響を抑えることができます。
糖分と酸のコントロール: 糖や酸に反応が出た方は、だらだら食いを避けるなど、お口の中が酸性になる時間を短くする工夫が有効です。
■対象項目
象牙質、セメント質、エナメル質、歯冠、アクチノマイセス菌、ラクトバチルスアシドフィルス菌、ストレプトコッカス・ミュータンス菌、黄色ブドウ球菌、ノカルジア属菌、酸、糖、プラーク、歯周病、海綿静脈洞血栓症・ルートヴィヒ狭心症
■項目の特徴
象牙質: エナメル質とセメント質の内側にあり、歯の大部分を形づくる組織です。
中は組織液で満たされた細い象牙細管が通っており、エナメル質より柔らかく酸に溶けやすいのが特徴です。
セメント質: 歯の根っこの表面を覆っている組織です。
歯根膜という組織によって歯槽骨と結びつける役割をしています。
エナメル質: 歯の頭の部分の表面を覆っている、人間の身体の中で最も硬い組織です。
水晶と同じくらいの硬さがありますが、酸によって溶ける性質があります。
歯冠(しかん): お口の中で目に見えている歯の頭の部分を指します。
被せ物などの形状や適合状態も含めて確認します。
アクチノマイセス菌: 口の中に普通に存在している菌ですが、歯周病を悪化させたり、まれに放線菌症という感染症を引き起こしたりすることがあります。
ラクトバチルスアシドフィルス菌: 虫歯が進行した場所に多く見られる菌です。
糖を分解して強い酸を作り出し、歯を溶かす原因になります。
ストレプトコッカス・ミュータンス菌: いわゆる「ミュータンス菌」で、虫歯を発生させる主要な原因菌です。
歯の表面に粘り気のあるプラークを作り出します。
黄色ブドウ球菌: 化膿を引き起こす代表的な菌です。
お口の中に傷があったり、免疫が落ちていたりするときに、歯茎の腫れや炎症の原因になることがあります。
ノカルジア属菌: 自然界に広く存在する菌ですが、免疫が弱っているときに肺や皮膚、お口の中で悪さをすることがあります。
酸: 飲食物に含まれる酸や、菌が作り出す酸です。
歯の表面(エナメル質や象牙質)を溶かし、虫歯を招く要因となります。
糖: 虫歯菌のエサになるだけでなく、お口の中の細菌バランスを乱し、炎症を長引かせる原因となります。
プラーク: 歯の表面に付着する細菌の塊(歯垢)です。
単なる食べかすではなく、全身の血管に炎症の物質を送り込む「毒素の工場」のような役割をしてしまいます。
歯周病: 歯を支える組織が細菌によって破壊される状態で、全身の病気(糖尿病や心臓疾患など)とも深く関係しています。
海綿静脈洞血栓症(かいめんじょうみゃくどうけっせんしょう)・ルートヴィヒ狭心症: お口の中のひどい感染症が放置され、頭の血管や喉の奥まで細菌が広がってしまう、命に関わることもある重い合併症の状態を指します。

