玉ねぎやコーヒーが「今のあなた」に合わない理由。自然療法の観点で見るフェノール類リスト

フェノール類は、植物が紫外線や外敵から身を守るために作り出す成分で、特有の芳香を持つのが特徴です。
有名な「ポリフェノール」もその一種。
これらは私たちの健康を力強くサポートしてくれる一方で、
体質やその時のコンディションによっては、特定の成分に敏感に反応してしまうこともあります。

しまテストジャパンでは、数あるフェノール類の中から、私たちの生活に密接に関わる14種類に注目し、そのバランスをチェックしています。
これらは「成分そのものの良し悪し」ではなく、あくまで「今のあなたとの相性や反応を確認するためのリスト」です。

14種類のフェノール類と身近な含有リスト

【季節の変わり目・守り関連】

  • ケルセチン 【玉ねぎ、ブロッコリー、リンゴ、サニーレタス、アスパラガス、ケール、クランベリー、モロヘイヤ、ソバ茶、緑茶】
  • ルチン 【ソバ(実・粉)、アスパラガス、イチジク、オレンジ、レモン、トマト、ナス(皮)、クコの実、ほうれん草、各種花粉】
  • ケンペロール 【ニラ、イチゴ、ケール、白菜、キャベツ、ブドウ、エンドマメ、ジャガイモ、お茶、各種花粉】
  • 没食子酸 【栗の渋皮、茶葉(紅茶)、赤ワイン、マンゴー、ブルーベリー、クルミ、プラム、クローブ、ブドウ種子、加工食品(保存料)】

反応が出た時

チェック: 環境の変化に対して、過剰に防衛反応が出ていませんか?
心がけ: リストにある食品の生食を避け、加熱調理を取り入れて刺激を和らげましょう。

【巡り・リズム・クリア関連】

  • カフェ酸 【コーヒー豆、ゴボウ、ナス、リンゴ、ジャガイモ、レモン、プルーン、ヒマワリの種、アルファルファ、花粉】
  • 桂皮酸 【シナモン、トマト、レタス、チーズ、ブドウ、イチゴ、クローバー花粉、香水、化粧品、医薬品(香料)】
  • フロリジン 【リンゴ(皮)、イチゴ、洋ナシ、サクランボ、甜菜(ビート)、大豆、牛肉、チーズ、加工食品(苦味料)、樹皮】
  • 胆汁酸 【体内成分、牛乳、リンゴ、バナナ、大麦、豆類、ビール、カシューナッツ、卵、海老・カニ、ニンニク】

反応が出た時

チェック: 嗜好品や甘いものへの依存、消化の負担が重なっていませんか?
心がけ: こまめな水分補給(質の良い水)を意識し、内側の流れをスムーズに保ちましょう。

【リフレッシュ・活性関連】

  • オイゲノール 【クローブ、バジル、バナナ、ナツメグ、ローリエ、レモンバーム、シナモン、香水、歯科材料、防腐剤】
  • アピオール 【パセリ、セロリ、ニンジン、レタス、オレンジ、エンドウ豆、黒コショウ、大豆、トマト、アーモンド、クルミ】
  • ピペリン 【黒コショウ、白コショウ、牛肉、甜菜糖、鶏肉、卵、羊肉、牛乳、マグロ、七面鳥、酵母、トマト】
  • フェニルイソチオシアネート 【ワサビ、大根、クレソン、カイワレ、マスタード、キャベツ、鶏肉、卵、牛肉、チーズ、ピーナッツ】

反応が出た時

チェック: 強い刺激や香料、添加物によって感覚が麻痺していませんか?
心がけ: 素材の味を活かしたシンプルな食事を選び、感覚を一度リセットしましょう。

【調和・バランス関連】

  • クマリン 【桜の葉、明日葉、シナモン、カモミール、パセリ、セロリ、ミカン類、アルファルファ、モモ、アプリコット】
  • チラミン 【チーズ、チョコレート、赤ワイン、ココア、ビール、バナナ、アボカド、イチジク、醤油、ヨーグルト、サラミ】
  • インドール 【ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、ケール、芽キャベツ、大根、牛乳、卵、クローバー花粉、アブラナ科野菜全般】
  • ピロール 【青汁、クロレラ、スピルリナ、藻類、緑黄色野菜、ピロール農法米、タバコの煙、焼いた肉、クロロフィル含有食品】

反応が出た時

チェック: 心身のオン・オフの切り替えが難しくなっていませんか?
心がけ: 熟成食品や特定の濃縮健康食品の摂取量を調整し、良質な睡眠と休息を優先しましょう。

バランスを整えるヒント

特定のフェノール類に敏感になっていると感じる時は、無理に排除するのではなく、排出と消化の力を借りるという考え方もあります。

  1. 硫黄(イオウ)の力を借りる フェノールは体内で硫酸塩(硫黄成分)と結合して排出されます。
    • 食品から: にんにく、玉ねぎ、ニラ、卵、大豆などを取り入れましょう。
    • 外側から: エプソムソルト(硫酸マグネシウム)の入浴がおすすめです。皮膚からゆっくりと取り入れることで、巡りをサポートします。
  2. 酵素との付き合い方 フェノールを多く含む食事を摂る際は、消化を助ける発酵食品や新鮮な野菜を一緒に摂り、スムーズな分解を心がけましょう。