050食品添加物
■ 相性チェックの結論:色がついたらどうする?
色がついたらどうする? 食品添加物に色がついた場合、見た目の良さ、風味、保存期間を保つために使用される化学成分が、体質の負担になっている可能性があります。
添加物は現代の食生活に広く浸透していますが、特に皮膚のトラブルや消化器系の違和感、呼吸器系への影響と強い関連性を持つものが多く含まれています。
もし反応が出た場合は、加工品を遠ざける2週間の引き算をおすすめします。
自炊を中心とした手作り食に切り替えることで、驚くほど状態が整うケースが多く報告されています。
【具体的な整え方のヒント】
うまみ成分(MSG)の回避:調味料(アミノ酸等)と表記されるグルタミン酸ナトリウムは、外食や市販品の多くに含まれます。
シンプルな塩や醤油での味付けに切り替えるメリットがあります。
質の高い製品選び:例えばアイスクリームなら原材料がシンプルなものを選ぶ、ベーキングパウダーはアルミニウム不使用のものを選ぶといった工夫が、不調の引き算に直結します。
隠れた添加物に注意:無添加と謳う出汁パックに「たんぱく加水分解物」が含まれていることがあります。
名称に惑わされず、裏面の原材料リストを読み解く習慣を持ちましょう。
■対象項目
グルタミン酸ナトリウム、タンパク加水分解物、キサンタンガム、アルギン酸、セルロース、アラビアガム、加工でんぷん、カルモイシン、タートラジン、サンセットイエロー、安息香酸、ソルビン酸、亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄、硝酸ナトリウム、BHA、BHT、アスコルビン酸、アスコルベイト、クエン酸、乳酸、乳酸ナトリウム、リン酸、レシチン、グリセリン、硫酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、塩素(食用)、エデト酸(EDTA)、オルトフェニルフェノール、トランス脂肪酸、カクテル含有添加物、遺伝子組み換え食品
■項目の特徴
グルタミン酸ナトリウム(MSG):
味の素等の出汁の素として知られるうまみ成分です。 市販の惣菜、お菓子、外食、飲料のほとんどすべてに含まれます。
昆布のうまみ成分であるグルタミン(天然の良い成分)の研究から、ナトリウムを1つ人工的に加えて溶けやすく加工した「悪い成分」のものです。
これを機にアミノ酸が発酵法で安く作られるようになりました。 成分表示には「調味料(アミノ酸等)」と記載されます。
皮膚症状との関連が非常に強く、全身の皮膚炎に悩んでいた方が、徹底的な引き算と手作り食への切り替えで数ヶ月で完治し、フルタイムで働けるようになった事例もあります。
グルタミン酸ナトリウム回避の工夫例:
コンビニおにぎりではなくレンジのご飯にする、パン屋ではフランスパンを買う、麺類はスープを飲まない、ファミレスではステーキや焼き魚定食を選びタレは断る、自販機では水を買う、アイスはハーゲンダッツ等のシンプルなものにする、飴やあたりめ、芋けんぴを選ぶなど、購入先を選ぶことで簡単に回避できます。
タンパク加水分解物:
肉、魚、大豆、とうもろこし、小麦などのタンパク質を酸や酵素で分解したうまみ成分。 添加物ではなく食品に分類されます。
危険性は低いとされますが、味のベースとして多用されます。 「添加物フリー」と書かれた無添加だしパック等に特に多く含まれているため注意が必要です。
キサンタンガム:
キャベツ黒腐病菌を利用して作られたでんぷん由来の添加物。
ソース、ドレッシング、ケチャップ、レトルトスープ、ゼリー、アイス等の増粘剤として、またシャンプーや化粧品の安定剤として使用されます。
原料がトウモロコシや大豆、乳製品等の代表的なアレルゲンで作られることがあり、グルテン過敏な人は反応しやすい傾向があります。
便秘薬の働きもあるため、少量でも腸の膨満感や下痢の症状が出る人もいます。
カラギーナン:
海藻から抽出された増粘安定剤。
アルカリ処理(牛骨使用)はもっちりしたゲルに、酸処理(豚や牛の皮使用)は歯切れのよいゲルになります。
ゼラチンと違い室温で溶けず冷凍にも強いため、ダイエット食品や牛乳デザート、インスタントゼリー等に利用されます。
アメリカやEUでは2016年に発がん性を理由に乳幼児向け食品への使用が禁止されましたが、日本では普通に使われている危険度の高い添加物です。
アルギン酸:
茶色の海藻のねばねば成分を人工的に加工したもの。
増粘剤、安定剤、錠剤の崩壊剤としてソース、ドレッシング、アイス、麺類、介護食、医薬品(点眼や絆創膏)、化粧品等に幅広く使用。
欧州では下痢や発がん性の研究結果から使用基準が決まっています。
日本では良いものとしてサプリも販売されていますが、もし健康効果を期待して摂るなら、サプリを中止し海藻(昆布、わかめ、ひじき、もずく)をそのまま食べることをおすすめします。
アラビアガム(アラビアゴム):
増粘安定剤とフィルム形成能があり、医薬品や食品で幅広く添加。
香料の調製、キャンディーのコーティング、ビールの泡保持、ビスケットの表面光沢剤、ガムシロップ、水彩絵の具、切手の糊などに使用。
しっとり&もち持ち食感系の加工品によく含まれます。
セルロース:
天然と人工があり、粉チーズやピザ用チーズがくっつかないようにするための結着防止や、サプリメントや口紅の増粘安定剤として使用されます。
加工デンプン:
増粘剤や乳化剤としてスナック菓子、生菓子、ドレッシング、冷凍食品、ジャム等に使用。
12種類ありますが、ヒドロキシプロピルデンプン等は発がん性の懸念があり欧州では幼児向けが禁止されています。
しかし、日本では「加工でんぷん」とのみ表記され、広く流通しています。
トランス脂肪酸(PHOs):
ショートニング、マーガリン、加工油脂等に含まれます。
工業的に油脂を加工する際に生じる不自然な脂肪酸で、心疾患、肥満、未熟児、発達障害との関連が指摘され、アメリカを含む海外の多くで禁止や表示義務があります。
日本での平均摂取量は少ないとの見解から禁止されていませんが、西洋風の菓子類を好む方は個人レベルでの注意が必要です。
人工着色料(タール色素):
石油を原料とするサンセットイエロー(黄5)、タートラジン(黄4)、カルモイシン(赤)など。
天然色素(マリーゴールド色素等)は花から抽出するため危険性は低いですが、万人にとって安全なわけではなく、体質により合わない方もいます。
カラメル色素:
糖類に亜硫酸塩、酸、アンモニウム化合物等を加えて加熱した茶色の人工着色料。
カップ麺、コーラ、アイス、ソース、佃煮、缶コーヒー等に広く含まれます。
硝酸塩・亜硝酸塩:
ハム、ソーセージ、いくら等の黒ずみ予防や発色剤として使用。
発がん性があり危険度大の添加物です。 亜硝酸不使用の製品は若干高価ですが、なるべく摂取しないことが推奨されます。
グリセリン:
マーガリン、菓子、豆腐、化粧品、医薬品、歯磨き、インク等に含まれます。
食品では乳化剤やデンプンの品質改良、化粧品では柔軟剤やしっとり感を与える目的で殆ど全ての製品に使用されます。
ニキビができやすい方は「グリセリン不使用」の化粧水への引き算が有効です。
ヤシの実由来の天然と石油由来の合成があります。
乳酸&乳酸塩:
コーンスターチ等を発酵させて製造。
調味料、酸味料、pH調整剤として表記され、生めんや清酒の風味改良、化粧品の保湿効果に利用されます。
レシチン:
卵黄や大豆から取った乳化剤。
油と水を混ざりやすくします。
リン酸:
食品の乳化、結着、食感の矯正、増量剤としてハム、インスタントラーメン、プロセスチーズ、炭酸飲料等に使用。
ファミレスの飲み放題コーヒーの増量剤としても多用されます。
過剰摂取はカルシウムと結合して体外へ排出してしまい骨がもろくなるほか、マグネシウムの吸収を抑制します。
カルシウム不足を感じる方は、まずリン酸塩の引き算が必要です。
安息香酸・安息香酸ナトリウム:
清涼飲料水、醤油、マーガリン、酢、果実ペースト、化粧品等の保存料。
毒性が強いため危険度大の添加物です。
醤油せんべい等には表示義務がなく、外食や店内製造の惣菜も免除されていることが多いため、見えない場所での摂取に注意が必要です。
パラオキシ安息香酸エステル(パラベン):
医薬品、化粧品の保存料や栄養ドリンクに使用。
亜硫酸ナトリウム・二酸化硫黄:
コールタールを原料とする漂白剤・酸化防止剤。 腐敗防止より見た目を保つ目的で、ワイン、ドライフルーツ、甘納豆、エビ、煮豆等に使用。
毒性が強く、独特の風味があります。
ピロ亜硫酸カリウム等も同様に避けることをおすすめします。
ソルビン酸:
カビ防止の保存料。 加工肉、味噌、ジャム、煮豆、たくあん等に使用。
亜硝酸と組み合わせた加工品は発がん性の危険が高まるため、特に注意が必要です。
塩素(内服):
カット野菜等の消毒に使われる次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤成分)など。 しっかり洗われていれば問題ありませんが、残っている場合は毒性が強いです。
回転ずし等で薬品臭がした場合は絶対に食べないでください。
オルトフェニルフェノール(OPP):
輸入かんきつ類の防カビ剤。 ポストハーベスト農薬であり、政治的な理由で認められている側面があります。
「売っているから安全」と思い込まず、注意が必要です。
アスコルビン酸・アスコルベイト:
ビタミンCのこと。 酸化防止剤やサプリメントに使用されます。
BHA・BHT:
発がん性の懸念がある強い酸化防止剤。 油脂、バター、冷凍魚等に含まれます。
日本で一時期使用禁止でしたが、1999年に貿易上の理由で解禁された経緯があります。 毒性が強いため引き算が推奨されます。
エデト酸(EDTA):
金属封鎖剤。
化粧品やシャンプーの変色防止に使われますが、環境負荷も問題視されています。
硫酸アルミニウム:
ミョウバンのこと。 アク抜きやナスの漬物、ウニ、菓子の膨張剤に使用。 薬っぽい匂いや苦みはこの成分です。
アルミニウムとアルツハイマーの関連性が懸念されるため、ベーキングパウダーを選ぶ際は「アルミニウム不使用」が理想的です。
カクテル含有添加物:
トニックウォーターに含まれるキニーネ(キナの樹皮エキス)や、ペルーバルサム(バニラのような芳香を持つ松科植物の樹脂)など。 薬理作用や粘膜への刺激が強い。
クエン酸:
乳酸を分解し新陳代謝を促進する酸味成分。 口内炎には効果的ですが、歯のエナメル質を痛めるため錠剤等の利用がおすすめです。
遺伝子組み換え食品:
見た目の良さや日持ち、調理の便利さと引き換えに潜在的なリスクを抱える食品群です。 EUの基準は日本よりも厳格であり、国際的にも安全性の判断は分かれています。

